保険の相談を考えたとき、
ふと頭に浮かぶ人がいる。
- 友人
- 親戚
- 元同僚
- 知人の知り合い
実はこれ、珍しい状況ではありません。
保険外交員は全国にたくさんいて、
「知り合いがまったくいない人のほうが少ない」とも言われます。
だから、
「せっかくだし、知り合いに任せたほうがいいのかな」
と考えるのは、とても自然な流れです。
この記事は、
知り合いに任せることを否定する記事ではありません。
ただ、その判断を考えるのをやめる理由にしないための整理です。
「知り合いに任せる」は特別な選択ではない
まず大前提として。
知り合いに保険を相談すること自体は、
良いことでも、悪いことでもありません。
- 身近だから話しやすい
- 人となりが分かっていて安心
- 変なことはされないだろう、という信頼
そう感じるのも無理はありません。
ただし一方で、
知り合いだからこそ起きやすい難しさがあるのも事実です。
「知り合いに任せる」は、楽な選択ではない
よくある誤解があります。
知り合いに任せれば、気楽に進められる
実際には、逆になるケースも少なくありません。
- 断りづらい
- 違和感があっても言い出しにくい
- 「せっかく時間を作ってくれたし…」と引きずってしまう
結果として、
- 判断を先送りする
- 納得できないまま進める
- あるいは、保険そのものが嫌いになる
ということも起こります。
だからこそ、
「知り合いに任せる」なら覚悟が必要です。
ここで言う覚悟とは、
- 信頼する覚悟
- そして同時に
- 違うと思ったら断る覚悟
この両方です。
基準を先に作ってから、知り合いに相談する
ここで、私自身のおすすめの流れを紹介します。
それは、
- まず相談サービスを使い、第三者の担当者と話す
- 「こういう人なら任せられる」という基準を作る
- その基準を持ったうえで、知り合いに相談する
という順番です。
このやり方の良いところは、
誰かを比較しなくていいこと。
比較するのは、人ではなく、
自分の中の基準です。
- 話をきちんと聞いてくれるか
- 一般論を「あなたの場合は」と翻訳してくれるか
- すぐに結論を出そうとしないか
この基準を一度体感しておくだけで、
知り合いに相談するときも、判断がブレにくくなります。
この考え方は、営業の現場でも使われていました
少しだけ、裏話をします。
実はこの
「第三者で基準を作ってから、知り合いに相談する」
という考え方は、
営業の現場では断り文句に対する打ち返しとして使われることもあります。
だからこそ、
人を動かす力がある言葉でもあります。
そのうえで、
ここではあえて
判断を急がせないための順番として、この考え方を紹介しています。
使い方次第で、
人を動かす言葉にも、
人を守る言葉にもなる。
その違いだけは、
知っておいてもいいと思います。
知り合いに相談する前に、これだけ決めておく
知り合いに相談するなら、
事前にこの3つだけ、自分の中で決めておいてください。
1. 断る可能性があることを、自分に許可しておく
- 話を聞くだけでもいい
- 任せない選択もある
これを先に自分に許可しておくだけで、
判断はずっと楽になります。
2. 「知り合いだから」は、判断理由にしない
見るべき基準は、
第三者の担当者と同じで構いません。
- 親身になってくれているか
- 一般論を、あなたに合わせて話してくれているか
それが感じられなければ、
無理に進める必要はありません。
3. 人間関係が壊れそうなら、無理に進めない
保険は長い付き合いになります。
人間関係も、長い付き合いです。
どちらかを壊してまで決める必要はありません。
「知り合いに任せる」は、逃げでも近道でもない
知り合いに保険を任せることは、
- 逃げではありません
- 近道でもありません
ただの一つの選択肢です。
大切なのは、
その選択が
「考えるのをやめる理由」になっていないかどうか。
もし、少しでも迷いがあるなら、
先に第三者と話してみてもいい。
基準を作ってから、
知り合いに相談しても遅くはありません。
どの順番を選んでも、
あなたが自分の判断を守れているなら、
それで十分です。

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