生命保険加入のきっかけを考える

生命保険を考えるきっかけは昔と比べて大きく変化したように感じます。

生命保険といえば、昔は多くの人が、

  • 職場に来る営業担当から話を聞く
  • 親戚や知り合いの営業担当から話を聞く
  • 友人や同僚から営業担当を紹介される

つまり、入口が受け身であることが多かった。

一方、近年は、
店舗型の保険代理店が増えてきている。
気になった時に能動的に話を聞きに行く人も増えている。

何故このような変化が生じ、
生命保険加入に対する捉え方がどのように変化しているのか、
私なりの観測をお伝えしてみようと思います。

目次

昔は身近な営業担当から話を聞くものだった

一昔前は、仕事のお昼休み時に、
職場に保険営業担当者が赴き、
休憩中の社員に声を掛け、アポイントを取る慣習がありました。

つまり、
生命保険は自ら考えるものではなく、
考える場を提供されるもの
だったわけです。

今でもそのような慣習が残っている企業もあるのかもしれませんが、
私が見る限り、そういった企業は減っているように感じます。

なぜそのような慣習があったのかを考えてみると、
おそらく、
日常的に「もしも」について考えて生きている人なんていない
でも、「もしも」は唐突に訪れ、そうなってからでは遅いから
ではないかと思います。

生命保険は、世界一納期が長い商品とも言われるくらい、
お金を支払ってから、サービスを受けるまでの期間が長い商品です。

レストランでの食事や、お気に入りの車の購入とは大きく異なり、
効果効能を実感するまでのタイムラグが非常に大きい仕組みです。

だからこそ、考えることが後回しになってしまう特徴があります。

でも、「もしも」は唐突に訪れるものだし、
訪れてからでは遅い。

だから、考える場を提供する仕組みとして、
このような慣習が生まれたのだと思います。

店舗型代理店に行く人が増えた

一方で、近年は、
店舗型の保険代理店が増えてきている。
気になった時に能動的に話を聞きに行く人も増えているようです。

これは、生き方の多様化を示すひとつの現象であり、
保険を能動的に選択することがスタンダードになったと言えるのではないでしょうか。

情報化社会と呼ばれて久しいことから、
生命保険の仕組みや商品、どんな保険が必要なのかについては、
インターネットを駆使して調べればある程度のことがわかります。

  • 結婚したし、そろそろ生命保険を検討しようかな
  • 子どもが生まれたから学資保険について聞いてみようかな

このように、
なんとなくこんなタイミングで生命保険を検討すると良い
という当たりを付けられるのも
情報化社会の恩恵のひとつです。

そして、多くの場合、
このように、ライフイベントをきっかけに生命保険について考えるのではないでしょうか。

店舗型代理店の場合、
加入したいときに、納得いくまで検討しやすい
気軽さが選ばれているのではないかと感じます。

現代社会は考える責任が個人に移ってきた

このように、
昔は、良くも悪くも、
生命保険について考えるきっかけが
社会の中に組み込まれていました。

一方、現代は、
自分で情報を集め、
自分で比較し、
自分で判断することが当たり前になっています。

これは自由度が増したとも言えますが、
同時に、
「考える責任」が個人側へ移った
とも言えるのかもしれません。

生命保険はいつから必要なのか?

何らかのライフイベントをきっかけに生命保険を考える人が多いならば、
大きなライフイベントが発生するまで生命保険は不要なのでは
と考える人が多いのではないでしょうか。

事実として、若い世代を中心に
生命保険は不要である
と考えている人が多いようです。

でも、生命保険の機能は
「もしも」が訪れたときに助けてくれるもの
ですよね。

大きなライフイベントが発生するまでの間に「もしも」は訪れないのか?
というと、そんなことはない。

本来考えるべきは、
何を不安に感じ、何を守りたいのか
ではないでしょうか。

例えば独身であっても、
一人暮らしだから、病気で働けなくなると生活費に困る
ならば、医療保険が必要となるのかもしれません。

フリーランスであれば、
守ってくれる会社や仕組みが無いから、
収入保障保険が必要となるかもしれません。

ライフイベントはひとつのきっかけに過ぎず、
「もしも」に対してどう向き合いたいのか
を考えることが何より大切
なのだろうと思います。

生命保険加入を判断するのはとても重い

先述の通り、
生命保険の情報を集めることは容易い世の中になりました。
商品知識や、正解と思われるものの情報で溢れかえっています。

とはいえ、
保険について調べ、
商品を調べ、
必要保障を考え、
商品を選ぶ。

これだけコストが重くなっている実情があります。
コストが重く、無いとすぐに困るわけでは無い。

であるがゆえに、優先順位が後回しになる。
いつでもいいからいつかやる。
そんな位置づけになるのではないでしょうか。

さいごに

ここまで、
生命保険の加入経路の変化と、
生命保険はいつ考えるべきかについて触れてきました。

生命保険は、納期がとても長い。
しかも、サービスを受けるのが自分自身とは限らない。
そして、現在視点では、無いと困るわけでは無い。

保険に感じる価値までの距離が遠くなっている。
だから、損得勘定優位になってしまうのではないかと思っています。

それが悪いわけではありません。
ただ、生命保険とは、
「もしも」が訪れたときの視点で考えることが大切なのではないでしょうか
という問いを残して終わりたいと思います。


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