リビングに潜む借り物ライン~ソファーが教えてくれた理想の生活像~

リビングに潜む借り物ライン~ソファーが教えてくれた理想の生活像~

今回は、私の買い物失敗談についてお話したいと思います。

このサイトでは、
借り物ラインという固定概念に縛られてしまうと
自分が求めていたものを見失ってしまう
かもしれないというお話をしています。

私自身が経験した固定概念による失敗談、
参考になれば幸いです。

目次

リビングにあるものといえば

今は戸建てに住んでいるのですが、
独身時代に何回か引越しを経験している私。

1Kの家に引っ越した際に、
もともと少なかった家財を更に圧縮していました。

その次に引っ越した先は1LDK。
部屋が2倍くらいの広さになりました。

くつろげる空間としてリビングのある家を希望していたので、
引越が決まってからというもの、リビングに設置する家具を妄想していました。

壁際にはテレビ台とテレビを置いて、
反対側にはソファーを置いて。

そんなことを考えていたのですが、
そもそも当時の私はテレビもソファーも持っていませんでした。

テレビは見ないし、
ソファーに至っては持ったことすらありませんでした。

しかし、仕事に集中するために、
オン・オフのめりはりをつけたい。

そのためにリビングはくつろぎ空間にしようという発想でした。

引越してはみたものの

結果からいうと、
家が広くなり、くつろぎ空間として完成したものの、
リビングでくつろぐことはほぼありませんでした。

よくよく考えてみれば当然のこと。
当時の私はまだ会社員。

兼業フリーランスだったこともあり、
平日・週末問わず仕事で出かけていました。

家に返ってくる時間も遅く、
家は寝るだけの空間でした。

もともとテレビを見る習慣がないのに、時間もないんだから、
ソファーに座ってゆっくりテレビを見る生活が成り立つ構造ではありませんでした。

もちろん、
たまの休日にはソファーでくつろぐことはありました。
くつろぐというより、スマホをいじりながら寝てしまってばかりでしたが。

ソファーがなくても、ベッドで同じ現象が起きていたでしょう。

つまり、この時点では、
理想の暮らしと現実に対して認知のズレがあった
というわけです。

とはいえ生活は変化する

ちょっともったいなかったかなと思っていたものの、
生活環境の変化が訪れました。

それは、
会社を辞めて専業フリーランスになったことと、
妻との結婚でした。

退職、結婚、同居、更なる引越。

夫婦で生活するし、
仕事に費やす時間も昔に比べればずいぶん減りました。

この生活ならソファーとテレビが活きるかもしれない。
そう希望を抱きつつ新居へ運び込んだわけです。

戸建ての2階のリビング。
ちょっと大きめのソファーだったので、
引越し業者さんにはとても頑張っていただきました。

夫婦そろって似たような生活サイクルだった

それから数年。
テレビは電源すら接続せず、
ソファーもリビングの片隅で物置となってしまいました。

私も妻も、家で過ごす時間は長いものの、
基本的にそれぞれの仕事をして過ごしています。
夫婦そろってゆっくりする時間は昼と夜の食事くらい。

そして、食事とその後のコミュニケーションで十分に満足している。

夫婦共通見解として、
今は仕事が忙しいけど、もう少し落ち着ける状況になったら
ゆっくり旅行をする時間を増やしたいねと話しています。

私たち夫婦にとっての理想の生活は、
自宅の生活環境ではなく、生活サイクル側にあった
というわけです。

リビングの固定概念が教えてくれたこと

複数の引越しに渡って、
次こそは活躍してくれるのでは
と期待していたソファー。

結果的には、
あっても困らないけど、無くても困らない
という位置づけに落ち着いてしまいました。

リビングにはテレビとソファーがあるもの。

ドラマや映画で見る当たり前の光景が、
いつの間にか私の固定概念として根付いていた
ようです。

ちゃんと考えれば、
テレビを見る習慣も時間もない。
ソファーがなくても困っていなかった。

ここを見落としてしまっていたこと、
それに気づくまでとても長い時間を要してしまったことが、
今回の反省点でした。

今後はこの経験を活かして、
当たり前だと思っていることほど、自分の現実と照らし合わせてみる
ことを忘れないようにしようと思います。

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